悲しみの果てに
やぁ、3TSドラム担当のアサノです。
まずはみなさんに謝らなくちゃいけないことがある。というのも我々3TSのライブが三回連続で流れてしまったということ。3/2に行われる予定だった、親友、CENTRAL DOGMAのレコ発が、新型コロナウイルスの感染防止の観点から延期となりました。
実は僕らとしても、ドグマのライブに出るべきか否かに関してものすごく話し合いました。前日(3/1)のリハーサルのときも半分以上の時間をメンバー間での意見交換に充て、僕らの意見を直接ヤマギシがドグマのもしくん(おそらく寝起きだった)に電話。そしてドグマ側から延期にするかもしれないという連絡を後にもらいました。詳しくは全て落ち着いて、笑って話せるようになったら書こうと思います。
この状況、すごく悔しいです。せっかくのあいつらの晴れの舞台が、こういった理由でなくなってしまったこと。彼らが心血注いだ1st singleを全力のライブでお祝いできないこと。神様も薄情だよ。
でももっと悔しいのは間違いなくドグマの4人だと思うから。きっと延期されたレコ発でこのフラストレーションを爆発させてくれると思います。僕らもぶちかまします。
とりあえず落ち着いたら飲もう。そして全力のライブで殴り合おう。
まずは是非ともこの曲を聴いて欲しい。
俺が特に好きなのは、サビの歌詞。
"見えない君に寄りかかって覚束ない道歩いた"
この話をうちのメンバーのヤマギシと、SAICO GIRLのシンに話したら、そういう経験あるの?って訊かれました。ないです。断じて。でも青春への憧れはすごい。甘酸っぱいことしたい人生だった。
3/29の我々の企画に出てもらう予定です。ただこのご時世どうなるかちょっとわからん。我々からのアナウンス、お待ちいただければと思います。
さて話を思いっきり変えよう。
3/1にリハを終え、池袋からダッシュで向かったのが代官山。すごくおしゃれな街。ファミマでさえ綺麗。サークルの追いコン(卒業ライブ)がこの町で行われたわけ。
着いてすぐに楽屋で髪の毛をそれっぽくセットして、着替え。スーツでパリッと決めてみた。機材を持ってスタンバイ。演奏。ここまで10分。ヒヤヒヤ。
楽曲は「浪漫と算盤」。宇多田ヒカルと椎名林檎がコラボしたやつね。息を整え、気持ちは涼しめ、若干冷や汗。
大きなミスもなく、いい感じのグルーヴで締めくくれた。(細かいことは心の中にしまおう。)誘ってくれた四年生さんが、最後暴れたいとのことだったので暴れたあの8小節、刺さる人に刺さってくれてたら嬉しいな。
スーツから着替えてめちゃラフな格好で臨んだのは、ロードオブメジャーの「君がため」。
正直な話、1番得意というか1番よく聞く音楽のジャンルだったので気負いすぎずに楽しめたかなって。前で歌ってる、弾いてる先輩がすごく楽しそうだったから、何より。それが1番大事。ちょっと泣けた。
ちょっとふざけたTシャツでかっこいいことして前のバンドの雰囲気をぶち壊そうという裏テーマのもとラストは、"Highly Strung"。
オリアンティというギタリストのインスト曲。
簡単に言うと、なかなかに暴れさせていただいた。ギターメインの曲。きっちり弾きこなす先輩の後ろで狂ったように頭を振っていたのは俺です。ここだけの話、なんか昂っちゃって最後こっそり客席に中指立ててました。ほんとごめんなさい。
こんなつらつら書いて何が言いたいかっていうと、サークル入って一年のクソガキに対して、先輩方が本当に優しくしてくれたってこと。話し下手だしさ、バカ騒ぎはあんま好きじゃないし、ギターサークルなのにギター弾けないけど、受け入れてくださって本当にありがとうございました…!
最後の飲み会の席でとある先輩が、すごく褒めてくれたし、すごく話聞いてくださった。なんか不思議な気分。なんだよもっと早くから色々お話させて貰えばよかったよ。今からでも遅くないですよね、ワンチャンあるかな、あっもう卒業しちゃったよ…。
少し伸びた鼻。近々バンドメンバーに会うから、へし折ってもらおっと。
素晴らしき前途が皆さんに待っていますように。卒業おめでとうございます。
109に推しがいました。最高です。
なんだか、すべての人に向けた内容ではないよね。内輪向け。でもこの気持ちはどこかに吐き出しておかないと、次の日に行けないよな。
全部悔しさ、悲しさ、感謝詰め込んで、スキル磨いていきます。
ってことでまた。
ドラム アサノ