11点
やぁ、3TSドラム担当のアサノです。ここ最近はカバーしなきゃいけない曲を練習したり、バンドが万全の状態でライブできるように準備したり、新しくリリースされたモンハンの新しいアプリで遊んだりなんてしてる毎日。
さて、今日から2日間(人によっては違うか)国立大学の二次試験ということで、あの日々から早くも2年が経ってしまったんだなぁなんてことを感じている。某国立市にある某大学が個人的な第一志望だったからそこに合格することを目指して勉強していた日々。今思えばとってもあっという間に過ぎていってしまったなぁと。
某大学。キャンパスが広くてとっても綺麗。
朝頑張って起きて、学校の図書館で勉強。お昼早弁して、昼休みには気分転換でサッカー、バスケ。放課後はまた図書館で時間ギリギリまで勉強。場合によっては予備校の自習室で勉強。
よくもまぁこんなことができたなぁ。
確か当日は行きも帰りも全て1人だった。寧ろそうして欲しいと言った。緊張の面持ちで揺られた中央線。握っていたのは英単語帳「鉄壁」。結局全部覚えられなかった。何やればいいのかわからなかった、数学のテスト前。4問解けたかもしれないという謎の期待に包まれた、帰り道の中央線。今日頑張れば受験おしまいという、嬉しさと緊張が半分こだった2日目の朝。得意だったはずの日本史で、勉強したはずの内容をど忘れし書けなかった論述。久しぶりにTwitterを開いた2日目の帰り道。
なんだかんだ鮮明に覚えている。
まぁ結果から言ったら、落ちた。見事なまでに。タイトルの11点は、そのときの俺が合格点に何点足りなかったってこと。今思えば色々甘かった。でも浪人しようとは思わなかった。そういうところのしぶとさとか、気の持ちようでも合格していた人には至らなかったのかもしれない。とにかくもう1年頑張ろうとは思えなかった。(これが俺が大学で出会った浪人で合格した人に頭が上がらない理由。本当に彼ら、彼女らのその精神力とかには心から尊敬する。)
正直そこからの3ヶ月が地獄だった。言うならば学歴コンプレックス。同級生は一般的には自分よりもいいと言われてる大学に進んだ人が多かったし、母校の進路懇親会なんかにも呼ばれなかった(呼ばれても行く気はなかったけど)。大学という環境のオープンさに打ちひしがれ、カルチャーショックで動けなくなった。何をしてるんだろうってベンチに座ってアイス食べてた6月某日。溶けていくアイス。固まったままの表情。
ただ、ゼミでお世話になった先生にこういったことを言われた。「不本意ながらこの学校に来てしまった人も、この学校だからこそできることを探して、見つけて欲しい。」
それを見つけようと気づいたら半分過ぎてしまったのは内緒。でもそんな言葉を反芻していたらなんだかんだやってこれてしまっている。
これ、けやき坂です。イルミネーションが綺麗だった。
ということで昔話をしてみました。
受験生の皆さんには是非とも平常心で頑張って欲しいなと思います。身近に後期受験前日に一緒に遊びに行ってて、次の日の試験でしっかり点とって合格した奴もいます。何が起こるかわからないものですね。
次のライブは、3/2。CENTRAL DOGMAのレコ発です。是非ともお越しくださいませ。
ではまた。
ドラム アサノ